その迷言ぶりが視聴者に浸透し、テレビで見ない日はないほどの人気者になったモデルの滝沢カレン。しかし大いに高まった知名度が逆に災いするケースもあるようだ。
その滝沢は4月4日放送の「ナカイの窓」(日本テレビ系)にゲスト出演し、羽田空港で行われたロケに参加。ここで現役の入国審査官が怪しい人物の入国を拒否した経験について語り、ゲストMCの陣内智則が「カレンちゃん止められたりしないの?」と話を振ると、滝沢は「出る時のほうが大変」と告白したのである。
滝沢によると「トランク検査あるじゃないですか、一番最後に。黄色い紙(携帯品・別送品申告書)のところで引っ掛かる」そうで、入国審査ではなく税関検査で止められることが多いようだ。その告白に対してネット上では『ハーフだから疑われやすい?』などと根拠のない推測が横行。さらには『税関職員に知られていないから怪しまれるんだよ』と、滝沢の知名度が低いと決めつける向きまであるという。
そんな声について海外旅行事情に詳しいライターが反論する。
「滝沢が税関で止められるのは、彼女が芸能人だと認識されているからこそでしょう。日本への入国時には、旅行中に購入した商品の市価合計額が20万円を超えると課税の対象となります。そして滝沢のような売れっ子モデルであれば、旅行先でブランド物のバッグなど高価な商品を買っていると思われても不思議はありません。そのため『免税』のブースを通ろうとすると『本当は高価な商品を買ったのではないですか?』として、税関検査されるのだと考えられます」
有名人だからこそ入念に検査される。これぞ有名税というものなのかもしれない。
(白根麻子)