寒い夜やお疲れな休日には、家で温かいお茶でも淹れてほっこりしたい。ただ、どんなお茶を選ぶかで、体調やお肌への影響が変わってくるのをご存じだろうか。
たとえば寝る前にはカフェインの強いお茶を飲まないほうが良い、というのは多くの人が知っているだろう。では代わりにどんなお茶がいいのか? シチュエーションごとに紹介していこう。
●冷え症が気になる人・寝る前に
よもぎ茶:ノンカフェインのお茶。シオネールという成分が血流を促し、冷え性を改善してくれる。
カモミールティー:カモミールには神経を鎮めて安眠を促す効果や、血流を促して体を温める働きがある。
●ストレスを感じている人・寝る前に
リンデンティー:菩提樹の花のお茶。鎮静作用や安眠作用があり、血圧を下げる働きも。
スギナ茶:ミネラルが豊富で、自律神経の乱れを抑える働きのあるノンカフェインのお茶。デトックス効果も高い!
●パソコンやスマホで目が疲れたときに
ハブ茶:中国では目に活力を与えるという意味の「決明子(ケツメイシ)」と呼ばれる植物のお茶。眼精疲労や充血に効くとして古くから飲まれている。
菊花茶:消炎症・鎮静効果で目の疲れに効くとして、中国で親しまれているお茶。
●便秘に悩んでいるときに
コーン茶:水溶性食物繊維が豊富なお茶で、腸をすっきりさせてくれる働きがある。
ゴボウ茶:ゴボウに含まれるイヌリンという成分が高い整腸作用を持つ。便秘だけでなく、糖尿病や肥満の改善にも効果的とされている。
●カラダが疲れている人・仕事中などに
梅昆布茶:昆布に含まれるミネラルや、梅に含まれるクエン酸が、疲労回復を促してくれる。
ハイビスカスティー:ビタミンやクエン酸が豊富。カリウムも多いので、むくみ解消にも。
ぜひ体調やタイミングに合ったお茶を選びながら、リラックスタイムを楽しんでみましょう。