工藤静香が4月16日に放送されたバラエティ番組「石橋貴明のたいむとんねる」(フジテレビ系)に出演、おニャン子クラブ時代の裏話を披露したが、その内容が波紋を広げている。
オーディションでおニャン子入りを果たした工藤だが、当時は「あんだけ大勢で歌っていると一生懸命歌わなくても誰かが歌っているかなと思って…。全然(やる気は)ゼロ。果てしなくゼロだった」と、おニャン子時代は前向きでなかったと“ぶっちゃけ発言”。さらに、当時のファンについて、マンションのゴミ捨て場に捨てたゴミを漁られ飲み物やビンが自分の車の前に綺麗に並べられていたことがあったり、宿泊先のホテルでベッドメイキングしてもらったはずのベッドの中に身に覚えがないティッシュが入っていたりと、ファンの行き過ぎた行動にも言及。「本当に辛かったかも」「もうね、本当に具合悪かった。ちょっとおかしくなっちゃうぐらい嫌な時があった」と、当時を振り返った。
しかし、このカミングアウトに対してネット上には「具合悪かったって、気持ち悪かったってことだよね? でも、そのファンたちに支えられていたから売れてたんですよね」「プロ意識ないだろうし、ファンをばかにしてそうだもんね」「俺は健全なファンだったけど、そういう厄介なファンと一緒くたにされてそうで嫌だな」と否定的な書き込みも見られる。
「度を越えた内容ですから、工藤が気持ち悪いと思うのも仕方ないこと。今のアイドルも握手会を終えた後に手を必死に洗っているという話も聞きますしね。ただ、アイドルを支えているのは紛れもなくそういったファンですから、嫌なことがあってもそれを公にするのはどうかと思いますね。ましてや、やる気もなかったということですから、一般の健全なファンも見下しているように感じられ、こんな話を聞かされると一生懸命応援していたファンも複雑でしょうね」(エンタメ誌ライター)
確かにアイドル時代の人気は尋常ではなかった工藤だが、今ではアンチも増え始めている。言いたいことをキッパリ言うのも彼女らしさだとは思うが、同時にファンに感謝する気持ちがあってもいいのでは?
(佐伯シンジ)