NHK連続テレビ小説「半分、青い。」で、超個性的な漫画家・秋風羽織を怪演中の豊川悦司。5月25日放送回では、なんと秋風の本名が「美濃権太」であることが判明。ネット上で大反響を呼び、この名前がツイッターのトレンドで1位になるという事態まで起こっている。
「この回では、秋風が以前患ったがんが再発したのではないかと周りが慌てふためく様子が描かれていますが、秋風の秘書・菱本(井川遥)が、領収書を整理している時に出てきた歯医者の領収書の宛名が“美濃権太”であったことから、この名前が秋風の本名であることが明らかになりました」(テレビ誌ライター)
売れっ子少女漫画家・秋風羽織の本名が実は「美濃権太」という、これまた強烈すぎるネーミングに、番組を見た視聴者からは「『美濃権太』って。テレビ見ながら笑ってしまった」「律が真っ当な事を話していたのに全部美濃権太にもっていかれた」「今日は『美濃権太』のインパクトで全てがふっとんだ感がある」など、大反響を呼ぶ結果となった。
この大反響に、脚本の北川悦吏子氏も自身のツイッターで「おっ、美濃権太がトレンドに!秋風先生!やったよ!と私の向かって右隣りの秋風先生に話しかけてみる」とつぶやいた。それにしても、なぜ「美濃権太」なのか?
「ドラマ関係者によると、“美濃”は北川さんの出身地で、永野芽郁演じる主人公・鈴愛の生まれた故郷でもある。『みの』からは『もんた』を連想しますが、もう少し“ごつい”名前が良かったので『ごんた』に決まったとの事です」(エンタメ誌ライター)
今週の放送では、秋風が美大を中退してセールスマンになり、30歳を前に大阪で百科事典を売っていた暑い夏に、漫画家になる決心をしたという秘話が語られた。謎の多い秋風の履歴や巻き起こすサプライズも今朝ドラの楽しみとなっている。
トヨエツ演じる秋風羽織、次はどんな“笑撃”をもたらしてくれるのか。
(窪田史朗)