夏は汗をかきやすく、周りの人に不快な思いをさせていないか気になる季節ですよね。自社ブランドの制汗デオドラント剤の開発・販売や海外ブランド商品の輸入・販売を行うシービックが実施した調査によると、汗による悩みは「汗ジミ」よりも「ベタつき」のほうが多く、7割を超えたそうです。汗のニオイ・汗ジミはもちろん、不快感のもととなる“ベタつき”もしっかり防ぎたいですよね。そこで、夏本番に向けて、今から取り組みたい汗対策をご紹介します。
■勝負は「朝」!寝ている間にかいた汗を放置しない
かいたばかりの汗の多くは無臭ですが、放置すると発汗により発生した菌が繁殖してニオイが強くなることがあります。そうなると、職場についた頃には汗のニオイやベタつきに悩まされることに…。出発前にシャワーを浴びたり、汗ふきシートでふき取ったりして汗を落とし、汗腺を清潔に保つことが大切です。
■服装を見直し、汗をかいた際の対策グッズも忘れずに
服装は、通気性がよいものをチョイス。体にぴったりとくっつく服は汗をこもらせやすいため、隙間の多いふんわりとしたものを選ぶことをオススメします。タイトな服装が必要な場合は、通気性がよく消臭効果のあるインナーを活用するとよいでしょう。
また、汗をかいたらすぐに拭き取ることができるよう、汗ふきシートや制汗デオドラントグッズなどを常備しておくこともオススメですよ。
■服のベタつき予防にはパウダータイプの制汗デオドラントを
服がぴったりくっついて離れなくなってしまうあの不快感をなくしたい! そんな場合は、パウダータイプの制汗デオドラントがオススメです。肌表面をサラサラにして、滑りをよくする効果が期待できます。
気温が高いと体温を下げるために自然と出てしまう汗ですが、大切な人に見た目やニオイで不快な思いをさせたくはありませんよね。汗は放置せずに拭き取り、首回りや脇の下、手首などを冷やして全身の体温を下げることでも、汗による不快感を軽減しますよ。自分の汗にイライラしてしまう!という人こそ、汗対策を欠かさずに取り入れていきましょう。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)