いまは売り手市場といわれており、企業は人手不足にあえいでいることから、人が欲しくて仕方がない状況にあります。そんな中、就職も転職も「余裕」なんて声がチラホラ聴こえてきますが、実際のところはそうでもないようで、転職先がなかなか決まらないという人もいるようです。そこには、売り手と買い手との意識の差もあるようです。
●人気有名企業は倍率が高い
普通に考えればわかることですが、有名企業など、倍率の高い会社を何社も受けても、結果が出にくいのは当然といえますね。会社の名前にこだわるのではなく、実績や将来性などもよく考慮して、中堅・中小企業やベンチャーにまで選択肢を広げてみるのも一つの手ですよ。
●会社が優秀な人材を求めている
人手不足の会社は、「いい人がいれば採る」状況。つまり、優秀な人材がいれば、即採用するということ。ではどうすればよいのでしょうか? その答えは一つ。会社にとっての優秀な人材になればいいのです。なかなか簡単にはいかないものですが、売り手市場のいまは、買い手市場のときよりも断然転職しやすいということは間違いありません。その会社にとって自分がいかに役立つか、上手な自己アピールをすることも必要ですね。