8月1日放送の「高嶺の花」(日本テレビ系)第4話が波紋を広げている。
第3話では、石原さとみ演じる月島ももと峯田和伸演じる“ぷーさん”こと風間直人との生々しい長めのキスシーンが物議を醸したが、第4話では不意打ちのような短いキスを交わした2人。これだけでも放送中からツイッターを中心に「もう2人のキスシーンは見せないで」「意表を突くタイミングで2人をキスさせないでほしい」といった声があがっていたのだが、ドラマ終盤では、ももがぷーさんを自分の部屋に呼び、着物、肌襦袢、その下に着ていた丈の長いスリップへと脱ぎ進み、最後には峯田をベッドの上に押し倒したのだ。
ところがこのシーンの直後、升毅演じる月島家の運転手・高井が実はももの実父で、ももの実父だと思われていた小日向文世演じる月島流の家元・月島市松とともにその秘密を守っていたことが判明したのだ。
「多くの視聴者は急展開に驚きながらも『野島伸司脚本らしくドロドロになってきた!』『初回から見続けててよかった~』という意見がネット上に書き込まれました。さらに『もしかしてぷーさんの父親は家元?』『戸籍上は家元の長女・ももと、実は家元の長男・ぷーさんは兄妹ってこと?』といった、目には見えない血縁関係について整理する声も数多くあがり、『第4話でやっとおもしろくなってきた』『横溝正史の世界みたいな血縁関係のもつれが、これから明かされていくんだね』など、今後の展開に期待するコメントが少なくないようです」(テレビ誌ライター)
何かと話題になる石原と峯田のラブシーンだが、実の血縁関係のほうが視聴者にインパクトを与えたようだ。