“天使の4歳児”はウソ!?子どもの言葉の力が育ってきたら注意すべきこととは?

 2歳頃のイヤイヤ期、3歳頃のいたずら盛りを乗り越え、意思疎通がかなりスムーズになるのが4歳期です。“天使の4歳児”と称されるほどコミュニケーションがスムーズになりますが、「うちの子にはイライラさせられっぱなし! いつ天使期が訪れるのやら…」と、ため息をついてしまうママも多いのではないでしょうか。

 コミュニケーション能力が高まってきても、聞き分けがよくなるとは限りませんよね。自己主張が上手くなるからこそ、素直に言うことを聞かなくなってイライラさせられてしまうこともあるのです。でも、認知能力や言葉の力が高まってくるこの時期だからこそ、相手のことを思いやれるようになったり、ものごとを正しく捉えていったりして欲しいもの。よくない言葉を使いこなさないようにするためにも、“天使”という言葉を鵜呑みにすることなく、親子のコミュニケーションにはより注意を払っていきましょう。

 4歳頃からとくに、ママたちからのお悩み相談が増えるのが「質問攻めにあって大変です」というもの。この頃の子どもは認知能力が高まり、初めて聞いた言葉の意味や目の前に見える不思議なことに敏感に反応するようになります。「辞書を引いて自分で調べなさい!」とはまだ言えない年齢だからこそ、ひとつずつ答えるのにうんざりしてしまいますよね。

 上手く説明できないことを子どもに問われると、「うっ…」と詰まってしまうこともしばしば。そんな場合は、リビングに図鑑や辞書を置いておき、一緒に調べてみるのがオススメです。「そういえば、ママも何となくしか知らなかった! 一緒にお勉強しよう」と、調べて読み聞かせてあげましょう。写真が載っているものを使い、一緒に見るのがよいです。「また新しいことを知っちゃったね! ラッキ~!」などと、新しいことを覚えることに対して喜びを味わえるようにしてあげましょう。

 また、「どこで覚えてきたの?」と思ってしまうような言葉や、下品な言葉を使いたがる時期でもあります。そんな場合は、きっぱりと「ママはその言葉を使って欲しくないな」「そんな風に言われると悲しくなるよ」と伝えてOK。相手が嫌な気持ちになる言葉だということを、しっかり認識させてあげてください。友だちとタッグを組んだりして、親を笑わせるためにふざけて言うことも経てきます。完全なお遊びは見分けて目をつぶってもOKですが、大切な人には絶対に言ってはいけない言葉だよ、と伝えておくことは大切です。

 言葉を自在に使いこなせるようになる4歳児だからこそ、正しい言葉や美しい表現を吸収できるよう、より“大人としての対応”をしてあげることをオススメします。

(Nao Kiyota)

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