よく、歳を取るとトイレが近くなるといわれますが、実際、夜中にトイレに起きる回数が増えている30~50代女性は多いといわれています。もし今、あなたにこの「夜間頻尿」が起きているのであれば、セルフチェックを行って原因を探ってみることをオススメします。
□寝る前に、水分をたくさん取りすぎている
□寝る前にアルコールを飲んでいる
□膀胱や尿道に異常がある
□眠りが浅く、それほどトイレに行きたくないにも関わらず起きてしまう
夜、寝る前に水分を摂りすぎると、寝ている間にどうしてもトイレに行きたくなります。そして、盲点になりがちなのがアルコール。普通、眠っている間は尿が作られないように「抗利尿ホルモン」が分泌され、通常はトイレに行きたくなることはありません。しかし、アルコールはこの抗利尿ホルモンの働きを阻害するため、起きているときのようにトイレに行きたくなってしまうのです。
また、寝酒は睡眠の質を落とし、中途覚醒も起きやすいといわれているため、できるだけ避けるようにしましょう。膀胱や尿道の病気や、不眠症も夜間頻尿の原因の一つです。
もし、なにか気がかりなことがあるようなら、医師に相談するようにしましょう。