女優・真矢ミキ主演のドラマ「さくらの親子丼2」(フジテレビ系)の放送が、12月1日から始まり、第一弾よりさらにハードになった内容に注目が集まっている。
「前シーズンは、行き場をなくした子供たちに真矢演じる九十九さくらが親子丼を振る舞う下町の古本屋という設定でしたが、今回は虐待を受けた子供たちが一時的に非難、保護される施設“子供シェルター”が舞台。そこでさくらは、子供達に親子丼をはじめ、温かく、美味しい食事を作り、閉ざされた子供の心を開き、問題を解決していく物語です。第1回放送を前に真矢は『前の作品では、子供たちは私の古本屋に1歩入ってきて、親子丼を食べていた。その1歩は前進する気がある、自分から変わる気があるという1歩だった。今回は、私が子供シェルターに出向いていく。子供たちは前進する事には、全く興味を持っていない。だから、よりハードですね』『1話の台本の1ページ目を開いて“ちょっと待って。もうちょっとしてから読むわ”。ヘビーすぎて読めないと思った。それくらいハードな始まり』と、真矢自身も戸惑っていた様子が日刊スポーツの取材で明らかになっています」(スポーツ紙記者)
さくらの親子丼には“親と子がつながることが幸せにつながる”という思いが込められており、第1話の放送を見た視聴者からは「本当にこの手のドラマ好きなんで見るけど 死ぬほど泣ける…」「さくらの親子丼ってなんか深い」「真矢ミキの迫真の演技が凄い」「心に染みる言葉だった」と絶賛のコメントが寄せられている。
「真矢は、情報番組『ビビット』(TBS系)ではMCとしても活躍。今回のドラマを演じるに当たって『今まさに社会が直面している問題を描いている』『今やるべき作品』と並々ならぬ決意を口にしています。キャスターとして社会問題に切り込むだけでなく、今後は社会派の女優としても勝負していくのではないでしょうか」(夕刊紙記者)
平日、真矢は「ビビット」に出演するため朝4時半に起きて、TBS入り。その生放送後にドラマ撮影と、スケジュールもかなりハード。しかも今年米寿を迎え、認知症を患う母・雪子さんと今年から同居して介護も始めている。
「雪子さんは元々宝塚に興味のなかった真矢をこの道に導いた恩人。“真矢ミキ”の芸名を考えたのも、このお母さんです。自身もブログで母への思いを綴っています」(女性誌記者)
帯の情報番組にドラマの撮影、そして母の介護と3足の草鞋を履く真矢の、身を削る演技に期待したい。
(窪田史朗)