2018年は、ジャニーズ事務所にとって、受難の年だった。
まず、TOKIOの山口達也が、女子高生に対して不適切な行為をしたとして、書類送検されたことが4月25日、報じられた。泥酔したうえでの不祥事だった。これにより山口は契約解除となり、事務所を去った。
6月7日には、NEWSの小山慶一郎が未成年女性との飲酒により芸能活動を自粛すると発表。同じグループの加藤シゲアキも同席していたため、厳重注意処分となった。
「山口が飲酒で問題を起こして芸能界引退にまで追い込まれたばかりなのに、未成年と飲酒するとはガッカリでした。小山も加藤もインテリがウリだったのに、公開された酒席での音声を聞くとあまりにも品がなく、イメージダウンはしょうがない」(芸能記者)
結局小山は、レギュラーキャスターだった「news every.」(日本テレビ系)に再登場することもなく、降板した。
さらに衝撃的だったのは、タッキー&翼として活動していた滝沢秀明と今井翼。今井はメニエール病が再発し、療養のため退所。滝沢は裏方に専念するため、年内で表舞台から消える。
また、今年デビューしたKing&Princeの岩橋玄樹とSexy Zoneの松島聡は、パニック障害のため一時活動休止。関ジャニ∞の渋谷すばるは「自身の音楽を追求したい」との理由から、退所した。
「16年にSMAPが解散してから、事務所内部に変化が起きました。ジャニーズには、デビュー組が約100人。Jr.が約300人。これまでは、事務所に不満があっても引退するか、我慢するかの選択しかありませんでした。しかし、脱退した3人は順調に仕事をしています。つまり、事務所を辞めても芸能活動はできることを証明したんです」(芸能ジャーナリスト)
新しい年には、どうかファンを悲しませないでほしいものだ。