テレビに出てくると思わず悲鳴を上げる人もいる、と言われれば、あながち無い話ではないだろうという妙な説得力。元巨人のエース・桑田真澄氏の次男にしてモデルのMattである。
本人は徹底して“整形”に関しては否定しているが、もはや、それを追及することは“無粋”なのかも知れない。昭和世代には「サンダーバードにしか見えない」と言われ、まるで蝋人形か、アンドロイドかというほどに無機質でソリッド感のある顔面。反射的に「マズいものを見た」とチャンネルを変えたという声もある。
少々、前置きが長くなってしまったが、そんなMattが更新するインスタグラムに驚愕の画像が投稿された。京都旅行で、現地の舞妓さんとのツーショをアップすると、そのあまりのホラーぶりにネット上が騒然としたのだ。
「ネット上では美白競演などと、祭り上げられてました。熱心なMattフォロワーは『芸術レベルで美しい』『Mattくん肌がツヤツヤ!』と賞賛し、Matt本人も『白さ負けた~』とコメント。これが一部ネット掲示板に取り上げられると、Mattを“見慣れていない”ネット民たちは言葉を失ったようです。『怖い怖い』『人間じゃない』といった反応に加え、この日は、節分の風習で、舞妓たちが街を巡回する“お化け”と呼ばれる行事を行っていたこともあり、Mattを指して『本当にオバケ』と恐れおののき、さらに『こんなのを芸術と言うのは危険』と警鐘を鳴らす声まで上がりました」(女性誌ライター)
本人に言わせれば「嫌いなら放っておいて」ということかもしれない。確かに、どんな生き方をしようが自由だが…。
「Mattの場合、多くの人が父親の桑田氏を知っています。また、人によってはストイックかつ、ドラマチックな野球人生に思いを馳せるでしょう。それだけに、余計な老婆心も働いてしまうのです。ネット上には『自分の息子なら受け入れられない』『私の息子なら目を覚まさせてあげたい』『今はいいけど悲惨な将来が待ってそうで……』と、心配や嘆きの声を上げずにいられない、おそらく親世代の叫びすら出ています」(前出・女性誌ライター)
桑田氏は、本音のところではどう思っているのだろうか。
(小机かをる)