2月17日に放送されたバラエティ番組「林先生が驚く 初耳学!」(TBS系)が、新企画「女子アナ学院」を開始した。同企画は、女性アナウンサー志願者たちがキー局を目指すという。
「『女子アナ学院』は、42年のキャリアとハイレベルな技術を持ち、TBSのアナウンサー試験で採用面接も担当していた元TBSアナウンサー・吉川美代子が講師を担当。そして第1回目は、採用試験に落ちた崖っぷちの応募者の中から、吉川が書類選考で選んだ22人に対してオーディションを行い、キー局に合格できるかどうか審査する模様が放送されました」(テレビ誌記者)
また番組では、モデルたちがパリコレを目指し、アンミカが講師を務める「パリコレ学」も放送されている。これらのドキュメント企画は好評の声もある一方、本来の番組スタイルとは違ってきていることで、一部視聴者からは不満の声が飛び交っているという。
「番組は元々、日常に役立つ情報や雑学などをメインで紹介し、林先生が知らなかったら『初耳学』に認定するというバラエティでした。しかし今回は、放送時間の半分以上がVTRで、林先生はそれをワイプで見ているだけ。これには視聴者から『林先生がいる意味ないじゃん!』『もっと雑学が見たいのに!』『もはや別番組…』と困惑する声が殺到しました。同番組は、15年から放送されているため、すでにネタ切れで苦戦している可能性があります。そこでTBSは、かつて『ガチンコ!』などで好評を博したドキュメント系バラエティを復活させ、オンエア時間の水増しをしているのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
初期から番組を見ている視聴者は、「初耳学」と関係のない企画に困惑している人も多いようだ。