お笑い芸人の三瓶が、調理師見習としてトルコ一部リーグ・ガラタサライの長友佑都選手をサポートすると報じられたことをきっかけに、長友の妻である女優・平愛梨へのバッシングが広がっている。
平がインスタグラムで明かした経緯によると、長友専属シェフの加藤超也氏がSNSでシェフ募集を行い、それに気づいた三瓶が平に尋ねてきたので応募するように誘ったのだとか。さらに長友も「三瓶さんが調理師免許を持ってるって情報が入ったらしい」と平に尋ねてきたことで、話がまとまったのだという。
だが、その説明に納得できないネット民からは、〈なんで長友が三瓶の調理師免許について知っているのか?〉といった疑問が噴出。トルコでの現地生活になじめない平が、遊び相手として三瓶を呼び寄せるための方便ではないかとの疑惑が持ち上がっている状況だ。そのため平に対して〈三瓶を奴隷扱いしている〉といった批判まで浴びせられているが、そういった声を欧州サッカー事情に詳しいスポーツライターが切り捨てる。
「そもそも平に対し、トルコで子育てしながら家事を切り盛りすべきという発想そのものが、日本の悪しき風習です。サッカー先進国の欧州では、有力選手が食事面を含めて身の回りのことをサポートするスタッフを個人的に雇うのはごく当たり前のこと。長友が加藤氏を専属シェフにしているのも現地では決して特別なことではありません。そしてサッカー選手の妻たちはセレブとして、ボランティア活動やコミュニティ活動に精を出すのが常識。子育てしながら掃除も料理もこなすといった、家庭の主婦としての役回りは求められていないのです」
ただ平の場合、わざわざ日本から三瓶を呼び寄せている点に批判が集まっているのだが…。
「選手と家族のサポートを目的に、信頼できるスタッフを現地に呼び寄せることはスポーツ界では珍しくありません。欧州サッカー選手には親しい友人を母国から家族ごと呼び寄せている例がいくらでもあります。また錦織圭選手の“チーム圭Kei”や、女子マラソン・高橋尚子選手が率いていた“チームQ”など、転戦先に帯同する例もあります。チームQには専属の管理栄養士がいましたし、シーズン中は私生活も共にするわけですから、精神面でのサポートも大事な役目。それゆえ長友と平にとっては、夫婦ともに旧知の中である三瓶に来てもらうのが、最も心休まるチョイスだったのでしょう」(前出・スポーツライター)
なにより三瓶が納得してトルコに向かうのであれば、みんなが幸せになるのではないだろうか。
(白根麻子)