紀元前399年4月27日、古代ギリシャの哲学者・ソクラテスはドクニンジンの杯を飲み、自死。ソクラテスの妻・クサンティッペが悪妻として有名だったことから、この日は「悪妻の日」として認定された。
クサンティッペが本当に悪妻だったかどうかは不明だが、ソクラテスはこんなことを言っていたという。「セミは幸せだ。なぜなら物を言わない妻がいるから」。この言葉から想像するに、ソクラテスはクサンティッペの口うるささに辟易していたと思われる。そんなソクラテスに共感できるのが、歌舞伎役者の片岡愛之助ではないだろうか。言わずと知れた、女優・藤原紀香の夫だ。
「2017年6月27日放送のバラエティ番組『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)に愛之助が出演したときのこと。2020年までスケジュールが埋まっている愛之助は、劇場への行き帰りも、紀香に時間があれば、一緒に行動していることを明かし、周囲を驚かせました。逆に言えば、紀香に束縛されているとも解釈できます。紀香は前夫の陣内智則の不貞が原因で離婚したと言われていますから、今も愛之助の遊びを警戒している可能性が大。送り迎えの車中でも、あれこれと“尋問”しているのかもしれません」(芸能記者)
現代のクサンティッペとして藤原の名を挙げるのはいささか気が引けるものもあるが、絵画として残される彼女は、藤原を彷彿とさせるナイスボディの美女。哲学者なら疎ましくもなるかもしれないが、求道者である愛之助をサポートするなら、多少の小言を挟むくらいがちょうどいいような気もする。
(石田英明)