龍が如くスタジオの海外版ツイッターアカウント「RGG Studio」が4月16日、一時的に販売を自粛しているPS4ソフト「JUDGE EYES:死神の遺言」に関して、ピエール瀧被告が演じた羽村京平の差し替えモデルを公開した。
昨年末に日本や韓国で発売された同作は、暴力が支配する架空の歓楽街“神室町”を舞台にしたリーガルサスペンスアクションで、主人公に俳優の木村拓哉を据えるなど、発売当初から大きな話題を呼んだが、登場人物の1人である歌手のピエール瀧による薬物騒動が原因で一時的な販売自粛状態に。
そうした状況のなか、同作の北米・欧州版のリリースを6月25日に控える「RGG Studio」はピエール瀧被告演じる羽村役の差し替え画像を公開し、瀧被告の容姿の特徴でもある丸みのある鼻や太めの眉はそれぞれ細くシャープに加工を施されている。しかし、全体的に大きな変更とはなっておらず、どことなく瀧被告の面影が残されていることから、ネット上では「もう瀧でええやん」「耳や髪や目はそのままだな」「整形顔に笑った」「ただの微調整」との冷笑が集まっている。
「そもそもこのゲームはピエール瀧被告本人が出演している訳ではなく、あくまで本人に似せたCGのキャラクターに声を足しているというだけですし、ゲームのストーリーも暴力や殺しが横行する物騒な繁華街が舞台で、17歳以上しかソフトを購入できないというCERO指定もあります。はじめから清廉潔白のイメージを売りにはしておらず、販売自粛などの過剰な措置を取るべきではなかったとの声もあり、北米版・欧州版のリリースであれば尚更です。また、このゲームを製作したセガゲームス側がどうしても瀧被告の負のイメージを作品から払拭したかったのであれば、逆になぜもっと大幅に容姿を変更しなかったのか、という疑問も残ります。現在の変更程度であれば完全に瀧被告の“プチ整形”レベルだと笑われてもおかしくはないですからね…」(エンタメ誌ライター)
いずれにしても、この「JUDGE EYES」がゲームへの初参戦となった主役の木村拓哉にとっては、華々しいデビューを台無しにされた格好だ。
(木村慎吾)