しおれていたレタスをお湯につけるとシャキシャキ感が戻ってくる。そんな化粧品会社のCMを見たことがありませんか? そこで使われている言葉が「ヒートショックプロテイン」。美肌づくりにも効果があるといわれるこのプロテイン、いったいどんなものなのでしょうか?美容ライターはこう話します。
「もともと体の中にあるもので、熱のストレスをかけることで増やすことができます。傷ついた細胞を修復したりコラーゲンの減少を抑えたりする働きをするので、美肌に役立つんです。モデルで女優の桐谷美玲さんは、美容のために熱めのお風呂に入るそうですが、それがこのタンパク質の性質を利用した、ヒートショックプロテイン入浴法です」
お風呂に入るだけで美肌になれる、そんな簡単な方法があったんですね。具体的には、どうやったらいいのでしょうか。
「40~42度くらいのお湯に10~15分程、肩までつかるだけです。毎日やる必要もありません。だいたい週に2日やれば、徐々に効果が現れてきます。また、代謝も上がるので、老廃物の排出や脂肪燃焼の能力も高まります。つまり痩せやすい体質になることもできるんです」(前出・美容ライター)
ダイエットにも役立つとはうれしいですね。人のカラダは平均体温が1度高くなると、免疫力が約60%上がるのだとか。まだまだ風邪が流行っているこの時期には最適です。
普段は何気なく過ごしているバスタイムですが、やっぱりシャワーだけで済ますことなく、お湯につかることが大切なようです。あなたもヒートショックプロテイン入浴を実践してみてくださいね。