ドラマや映画などで大活躍している長澤まさみさん。どの役柄も可愛らしく女性的で、持って生まれたお姫様的な美貌にぴったり。今では男女両方から支持される、ダントツの人気女優となりました。
そんな長澤さん、2018年にはドラマ『コンフィデンスマンJP』で主役を演じましたが、これがかつてのお姫様キャラとはまったく違うオヤジキャラ。顔をしわくちゃにして大声を出し、大きな動きで男性的に動く。これまでのイメージとはまるで違うことにとても驚いた……という人も多いのではないでしょうか。
しかし、そんな違いを見せながらもドラマは大ブレイク。この5月からは劇場版での上映も始まりました。でも、長澤さんがデビュー当時からオヤジキャラを演じていたとしたら、ここまで視聴者に受け入れられなかったことでしょう。最初に姫キャラがあったからこそのブレイクなのです。
これは心理学でいうところの“ハロー効果”で、「最初に相手に持った好印象は、その後、相手の外見や言動に変化が起きても続く」というもの。そしてこの手法は、一般人である私たちの恋愛にも応用できるのです。
例えば、合コンなどの出会いのシーンでは、多くの男性に受け入れられやすいファッションやメイク、言動にしておき、まずは男性からの好印象を得る。それから徐々に、自分の個性的な部分を見せていく。そのほうが、男性から受け入れられやすいのです。
人間って不思議なもの。第一印象で好印象の相手が、後に失敗をしたりマイナスな面を見せたりしても、相手を嫌いになりにくいのです。ですから、長澤さんのハロー効果を生かして、モテ女を目指していきましょう。
(恋愛カウンセラー・安藤房子)