毎日歯磨きをしっかりしているのに、虫歯になってしまうことってありませんか? それはもしかしたら、正しい歯磨きができていないのかもしれません。現役歯科医から、虫歯を防ぐ3つのポイントを聞いてみました。
【その1】
実は歯磨きをするだけでは、6割ほどしか汚れが落とせていません。残り4割の汚れは歯と歯の間に隠れているので、歯磨き前に必ずフロスで歯間を掃除してから磨くと効果的なんだとか。
【その2】
ほとんどの人は、上手に歯磨きができていないようです。歯磨きのコツは、小さめのヘッドの歯ブラシを斜めにあて、一本一本ていねいに磨くこと。そして、歯の表面だけではなく、奥歯の溝や歯の生え際の汚れも、優しくマッサージするようにしっかりと落とすことが大切なんだそうです。
【その3】
多くの人が、毎食後の1日3回歯磨きをすれば、虫歯は防げると思っているのではないでしょうか? でも実は、食後すぐに歯を磨くと歯を再石灰化させる唾液の効能の妨げになってしまい、虫歯ができやすくなってしまうのだとか。なので、就寝前と起床時の2回だけ歯磨きをしたほうが、虫歯にはなりにくいそう。どうしても歯磨きをしたい場合は、食後1時間以上空けてから行うのがオススメのようです。
いかがでしたか? ここで紹介した3つの方法を試してみて、虫歯ゼロの美しい歯を保ってくださいね。