普段、雑誌やテレビなどで目にする星座占い。よく他の星座との相性が示されていることがありますが、そもそも星座占いにおいて「相性がよい」とはどういうことなのでしょうか?
よくいわれるのが、12星座は円を12分割した形で表されますが、この星座間の「アスペクト」といわれる角度で相性をみるということ。星座占い研究倶楽部「決定版!星座占い大事典 天秤座」(SMART GATE刊)によると、よい相性とは、お互いを否定することなくスムーズに関係を結べるということ。アスペクトでいえば、120度同士の「トライン」、60度同士の「セクスタイル」がそれに相当するのだとか。
一方で、お互いぶつかり合ってしまうのが、90度の「スクエア」や45度の「セミスクエア」など。その他、180度や150度などの緊張のアスペクトも存在します。お互いの星座がどの角度を取るのかを知れば、どんなアスペクトになるかを知ることができます。
例えば、180度の緊張する関係である牡羊座と天秤座は、70%の相性。元気な牡羊座と上品な天秤座は、似て非なるもの。天秤座は、人目をまったく気にしない熱く生きる牡羊座に惹かれ、牡羊座はエレガントな天秤座に憧れるといいます。お互い対極にあるからこそ惹かれ合う恋愛相性といえます。このことから、悪いといわれるアスペクトでも、一概に相性が悪いとはいい切れないことが分かります。
また、120度のトラインのよい角度は、同じエレメンツなので考え方やノリが合うことから共鳴するそう。キャメレオン竹田さんの著書「当たりすぎて笑える!星座・誕生日占い 蟹座」(主婦の友社刊)では、蟹座と魚座は同じ「水」のエレメントを持つことからくっついて交じり合いたいため、共感し合えて気持ちが満たされると書かれています。水の星座が太陽星座で、共感して欲しい気持ちが強い人は、蟹座、蠍座、魚座のお相手がいいというわけです。
相性というものは、一言ではなかなか判断できないからこそ面白いもの。お目当ての相手の太陽星座との相性、一度考えてみるのもよいかもしれませんね。