久しぶりに実家に帰り、「親も歳をとったなぁ」と思ったら、実は認知症の初期症状という可能性もあるようです。
認知症の一番分かりやすい症状は記憶障害。同じことを何度も言ったり、約束を破ったり。忘れものや探しものが多くなります。携帯や財布の置き場所が分からなくなったり、買い物では目的を忘れてしまい、冷蔵庫に食べきれないほどの食材を買ってしまうことも。
また、イライラしたり、落ち着きがなくなってきます。他にも、単純計算ができない、料理などの手順を間違えたり、味付けがおかしい。さらに、服装に無頓着になって何日も同じ服を着ていたり、季節外れの服を着ているということもあります。
「歳だから」と見逃してしまいがちなことばかりですが、早めに気が付き、適切な治療をすることで、認知症の進行をゆっくりさせることは可能です。前回の帰省時と何か様子が違うなど、少しでもおかしいなと感じたら受診をオススメします。