中国に今後、板野友美のそっくりさんが増殖するかも?
ものまねメイクで知られるタレントの「ざわちん」が、本格的な中国進出に踏み出したという。
ざわちんは12月16日付のブログにて、自身の中国進出プロジェクトが経済誌の「Forbes JAPAN」に取り上げられたと報告。同日には日本人タレントの中国進出支援事業を手掛ける業者が、ざわちんの中国進出支援を開始したとのプレスリリースを配信している。
「ざわちんは以前から中国に興味を持っており、すでに17年3月には大手SNS『微博』(ウェイボー)のアカウントを開設。自らを《日本知名美妝達人》(日本の有名な美容専門家)と紹介し、現時点で4万人ほどのフォロワーを獲得しています。10月14日には初のライブ配信を行なったほか、配信前には微博を運営する『新浪』の本社も訪れており、中国進出に本腰を入れる形となりました」(芸能ライター)
ざわちんは17年、中国映画「賀歳龍虎豹」で主役を務めており、微博のアカウントもそれに合わせて開設したものと思われる。中国では《澤醤》と名乗っており、“ゼェァ・ジィァン”という音がざわちんに近いことに加え、本名の小澤かおりの“澤”が入っていることも決め手のようだ。
今後は微博での動画配信をメインに、ものまねメイクをはじめとする様々なメイク術を披露していくという彼女。しかしなぜ、次なる活躍の場に中国を選んだのだろうか?
「中国では資生堂やコーセーといった日本製化粧品の人気が根強く、メイク技術への関心も高い。ただ日本で主流のナチュラルメイクや、涙袋を強調する韓国風のオルチャンメイクよりも、お人形さんのようにバッチリとメイクを決めた“チャイボーグ”が流行っています。そこにピッタリなのが極端なメイクで顔を作り込むざわちんの手法というわけです。ざわちんは中国でも人気の高い菜々緒のものまねメイクが得意ですし、中国の人気女優で歌手のヤン・ミーもレパートリーに取り入れるなど、チャイボーグ風のメイクもお手の物。そしてリアルタイムでのメイク披露はバラエティ番組で慣れていますから、ライブ配信好きの中国人にはピッタリではないでしょうか」(女性誌ライター)
ざわちんが世に出るきっかけとなった板野友美は、毎年のように上海などでライブを行っており、中国での人気は上々。この調子でざわちんのメイク配信が広まれば、いずれは中国に大量のともちんメイクが増殖する可能性もありそうだ。
(白根麻子)