お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が2月2日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、1月29日にYouTubeチャンネルの開設を発表した雨上がり決死隊の宮迫博之について、「もうちょっと大人しくしといた方が良い」と言及している。
ユーチューバーとしての活動を開始するにあたり、松本は宮迫本人から事前に報告の電話を受けていたことを明かしたが、「YouTubeに関してはちょっとどうなの?ってとこは久しぶりに言いましたよ」とあまり賛成することはできなかったと告白。続けて、「(動画投稿の)タイミングも、ロンブーのトークライブの後が良いか前日が良いかを悩んでるみたいなことを言われて、その2択の意味もよく分からない」とし、なぜロンドンブーツ1号2号の復帰ライブ開催日である1月30日前後を目処に発表しようとしていたのかが、理解できないとも語っている。
また、松本は電話で宮迫に「とにかく、もうちょっと大人しくしといた方がいいんちゃうか」と諭したものの、結局はロンブーの復帰ライブ前に動画は公開され、「どうなんでしょうね。多分宮迫一人の考えじゃないんでしょうね」とYouTubeにおける立ち回りに第三者も関わっている可能性を示唆した。
「宮迫は動画の中で、YouTubeデビューについては“付き合いの長い関係者から反対の声もあった”と明かしていましたが、その中には松本人志も含まれていたようですね。そもそも昨年6月に闇営業騒動が発覚した際にも、宮迫は当初“お金は受け取っていない”と嘘をつき、松本からは電話で真実を話すように説得されましたが、聞く耳を持たなかったことで騒動を大きくしてしまいました。その点について、7月の会見で宮迫は『返し切れないほどの恩義がある松本さんの意見を無視してしまいました』と涙を浮かべながら猛省したものの、半年が経過した今、また同じことの繰り返しになっています。この辺りが、宮迫がいくら反省の様子を見せても世間からの信頼を取り戻すことができていない要因なのでしょう」(テレビ誌ライター)
ネットでも「この期に及んで松ちゃんの言葉に聞く耳を持たないとは。これはもう治らない」「“復帰したい”という自己中心的な下心が全ての原因でしょう」「最初は肩持ってた芸人さんが少し離れた感じがしますね」との声が集まり、周囲の反対を押し切ってまでこの時期でのユーチューバーデビューにこだわった宮迫を咎める意見が大半だ。
このままユーチューバーとして生きていくなら“炎上歓迎”で、世間からの好感度など度外視しても問題はないのかもしれないが、スポンサーありきの地上波テレビ放送では事情が異なる。
本人が切に求めているのは、雨上がり決死隊のシンボルでもある「アメトーーク!」(テレビ朝日系)において、将来的に蛍原徹と再びそろい踏みを果たすことではなかったのだろうか…?
(木村慎吾)