いくら中居正広のプロデュースとはいえ、この音痴ぶりはもはや放送事故レベルではないか。2月16日放送の音楽番組「UTAGE!」(TBS系)にて、Kis-My-Ft2の派生ユニット「舞祭組」が披露したハモリに、視聴者から驚きの声が続出している。
同番組で舞祭組は、レミオロメンの「粉雪」とMISIAの「Everything」に挑戦。しかしその歌唱力はもはやハモリ以前の問題で、視聴者からは《ド下手としか言いようがない》《素人のカラオケレベル》《いや、素人のほうが上手いよ》と酷評されていたほどだ。
歌唱後には各自が装着しているイヤーモニター(イヤモニ)についてMCの中居から「何が聞こえてるんですか?」と問われ、宮田俊哉は「他のメンバーの声を聞こえないようにしています」と返答。これには中居も「耳栓なのね?」と驚くばかりだった。そんな舞祭組の歌について、音楽ライターが指摘する。
「一部のファンからは、彼らに合っていない高いキーの曲を歌わせた番組サイドへの批判もあるようです。しかし実際の歌唱を聴いてみると、彼らの歌がもはや歌手以前のレベルであることは明らか。というのも歌を仕事とするタレントが備えているはずの能力に欠けていましたからね。彼らの歌唱ではキーが高くない箇所でも、ロングトーンで一定の声量を維持できず、声がかすれることも。このように発声が安定しないのは普段から歌っている人の喉なら考えづらく、舞祭組のメンバーはまともに歌っていない可能性があります」
しかし舞祭組としてはともかく、普段はKis-My-Ft2(キスマイ)として活動しているのだから、まともに歌っていないということはなさそうだが…。
「プロデューサーの中居は18年5月、自身の番組でキスマイのVTRに対して『歌ってねえな、これ。口パクだな!』と指摘。中居ならではのジョークではあったものの、キスマイに口パクが多いのはファンの間でも半ば常識です。自分の声が聞こえてくると逆に歌いづらくなるので、イヤモニでは音源だけを聞いているのでしょう。そのためどんな発声をしているかが自分では把握できず、声が裏返ろうがカスれようが分からないわけです。この調子では、いくらステージを重ねたところで歌が上手くならないのも仕方ありません」(前出・音楽ライター)
もっとも舞祭組の場合は、その音痴ぶりすらも持ち味にできているのかもしれない。
(白根麻子)