「子どもがぐずって食事に興味を持たない」「いつもと同じようなメニューだと食べてくれない」「食事よりも遊びに集中してしまう」など、大人にとっては当たり前の「食べる」行為も、子どもにさせようとすると、うまくいかないことが多いですよね。そんなときは、子どもがワクワクして食べたくなっちゃう、次のような工夫がオススメです。
■ピクニック風にする
いつもテーブルに座って食べている場合は、たまには床にレジャーシートを敷いてピクニック風に。ご飯はライスボールやおにぎりに、おかずは串に刺して手で食べられるようにすることで、よりピクニック感を高めることができます。外での食事が大好きな子によいでしょう。雨が降って、出かけられない日などにもぴったりです。
■お弁当箱に入れる
一度は「嫌だ!」と投げ出した食事を、お弁当箱に入れ替えるだけで、喜んで食べるようになることも。お箸やスプーンをケースに入れたり、飲み物を水筒に入れたりすると臨場感が溢れます。園や学校で、お弁当を食べるのが大好きな子にぴったりですね。外に持ち運ばないため、ケチャップなどでデコレーションしても崩れにくく、キャラ弁風にして楽しむこともしやすいですね。
■ワンプレートでファミレス気分
レジャーシートやお弁当箱はハードルが高いという場合は、ご飯もおかずも1枚のお皿に詰め込みましょう。お子様ランチの感覚で楽しむことができますよ。洗い物が少ないのもうれしいポイントです。
いつもと違うからこそ、子どもたちは興味を持ちます。毎回あれこれ工夫するのは大変なので、お休みの日や時間がある日のとっておきに。「今度ピクニックみたいにして食べようか」と予定することで、子どもが楽しみにして、日々の食事に向き合ってくれるようになることもあります。自炊ではなく、お惣菜やお弁当を買った日などに行う、食卓への出し方の工夫としてもオススメですよ。
(Nao Kiyota)