結婚はもちろん、仕事をするときも、人物をよく見極めて、よりよい相手を選びたいものですよね。そのためには、相手がどんな価値観を持っているのか、ちょっとした行動で判断できればいいに越したことはありません。そこで、相手の価値観を普段のふるまいから知る方法を探ってみましょう。
ビジネス系ライターの宇治川裕さんの著書「図解入門ビジネス 最新 交渉術の基本と実践がよ~くわかる本」(秀和システム刊)によれば、相手の価値観を知る手っ取り早い方法は、その人の部屋を見ることなんだとか。でも、なかなか部屋には行けないですよね。そんなときには、好きな書籍を探るといいそうです。書籍は、「自分はこうなりたい」と思っている人物が投影されているケースが多いようですよ。
その他、カバン、手帳、携帯ストラップ、ペンなどにも、その人の価値観やアイデンティティのメッセージが含まれているそうです。例えば、もし何かのメーカーのロゴが入ったモノを持っていれば、それはそのメーカーの企業理念などに共感しているかもしれないということ。そういう視点でみれば、ちょっとしたところで価値観を知ることはできそうですね。
また、悲恋改善アドバイザーの藤本シゲユキさんの著書「しびれちゃうくらい『心底幸せ!』な恋をする方法」(PHP研究所刊)によれば、相手が否定的なことを言ってきたら、それがその人の価値観なんだとか。例えば、「毎日お酒を飲んでるんだ」と相手に伝えて、相手から「えー、毎日飲んでたら体に悪いよ」と返してきたら、その人はお酒が嫌いだということ。あからさまに否定しなくとも、ちょっとした言動で価値観は分かるものなんだそうですよ。
相手の価値観を知る方法は、意外とちょっとしたことのようです。気になる人がいるなら、ぜひアンテナを張り巡らせて、相手の価値観を探ってみたいですね。