3月30日に始まった連続テレビ小説「エール」(NHK)。初回冒頭では、主演の窪田正孝がアニメ「はじめ人間ギャートルズ」(TBS系)に登場するような“原始人ルック”で登場。「紀元前一万年」のテロップとともに、もりを手にした窪田が川の中の魚を獲ろうとしていると、同じく原始人ルックをした二階堂ふみが登場。「古来 音楽は人とともにあった」「以来 人は音楽を愛した」「ずっと音楽は人のそばにある」のテロップとともに、背景にあった火山が爆発。魚が河原に跳ねあがり2人は歓喜。二階堂は持っていたこん棒で岩を叩いて音を出し、窪田は魚を手にして狂喜乱舞するという、まるでコントのようなシーンで始まった。
その後もカウボーイに扮した窪田が棺の中の二階堂に「マイ・ガール」「マイ・ワイフ」と叫んだり、1970年代に流行したフォークソングを連想させる暗いアパートの一室で窪田が二階堂とともに仲よさそうに写っているシロクロ写真を燃やし、窪田が二階堂とのデート中にフラッシュモブによるプロポーズをして断られるなど、およそ「朝ドラらしくないオープニング」が展開された。
「中でも窪田がフラッシュモブで見せたキレッキレのダンスに『窪田くんのダンス最高』『窪田くんの各種コスもダンスも朝から目の保養』『窪田くんってこんなに踊れるんだ』『窪田ファンにとって永久保存決定』など、歓喜の声が集まっています」(女性誌記者)
初回視聴率は関東地区で21.2%。話題性も高く滑り出しは好調だ。このリズムに乗って「エール」はどこまで行けるか。