2016年に「PPAP」が世界的に大ヒットしたピコ太郎が、今度はお馴染みのリズムで手洗い動画の新曲を配信。国内だけでなく海外からも大きな注目と賞賛を集めている。
「4月5日に自身のユーチューブチャンネルで新曲『PPAP-2020-』をアップ。原曲の『PPAP』の歌詞『I have a pen』を『I have a hand』『I have a soap』に変えて“手洗いダンス”を披露し、途中から何度も“Wash!”を連呼します。撮影場所は自宅で、撮影もピコ太郎をプロデュースする古坂大魔王の妻が行ったようです」(エンタメ誌ライター)
動画は世界中で視聴され、4月9日現在で475万回以上再生されている。
「この動画は日本ユニセフ協会も高く評価。6日の公式ツイッターで『WASH WASHで手洗いをする #ピコ太郎さんの動画、洗うポイントもばっちりなので、ぜひマネしてみてください』と推奨。また外務省地球規模課題総括課の公式ツイッターでも4月5日『ピコ様が「PPAP-2020-」として新しい #手洗い 動画を作成!自宅で撮られたそうです!是非ご覧下さい!』とコメント。各方面から大きな注目を浴びています」(スポーツ紙記者)
ネットでは「ピコ太郎が一発で子供の心を鷲掴みにした。手洗い効果凄い。風呂でもずっと歌いながら洗ってた」など大反響。もちろん海外からも「この曲を歌いながら手洗いを楽しんでいるよ!」「影響力のある人が行動を起こすことは必要」など多くの好反応が寄せられているようだ。
今年行われるはずだった東京オリンピック・パラリンピックは延期となったが、ピコ太郎は3年前のイベントでこんなコメントを残している。
「2017年12月に 東京・南青山のエイベックス本社ビル前で行われた『青山クリスマスサーカス by avex』のイルミネーション点灯式に出席した時のこと。今後の目標を問われたピコ太郎は『3年後の東京オリンピックに出たい。(人気が)落ちないように頑張る』と語り『ピコ太郎、安倍(晋三)さん、プーチンさん、トランプさんの4人で、ガチのPPAPをやりたい』と目標を口にしていました。結局オリンピックは延期になりましたが、今回の“手洗い動画”で世界に大きく貢献し注目を浴びたことで、ひょっとしたら来年のオリンピックで悲願が実る可能性も出て来たのでは」(女性誌記者)
言葉の壁も年代の壁も軽々と超える「PPAP」の威力を再認識した次第。
(窪田史朗)