お笑いコンビ・さまぁ~ずの三村マサカズがレギュラーを務めるラジオ番組「みむこじラジオ!」(ニッポン放送)の4月25日放送回で、コロナ禍で在宅時間が増えても夫婦の仲の良さを保つ秘訣を伝授した。
番組では、新型コロナウイルスの影響で在宅での勤務が増えたことにより、妻からイライラをぶつけられる機会も増加してしまった、という男性リスナーの嘆きが紹介された。これについて、結婚24年目を迎える三村は「今ずっと家にいるから、本当にこういう事が起きやすいんですけど」と前置き、妻を刺激して怒らせないためのコツとして「家事をしてくれることに『ありがとう』と『美味しい』」という感謝の言葉を忘れないことが重要だと説いた。
また、その“音量”にも加減が必要とのことで、「『美味しい』も聞こえるか聞こえないかぐらいで、『あ、うめぇ』とか『美味しいな』とか(の低いテンションで)…。作戦でやってるみたいで嫌になっちゃいますけど、別に(作戦とは)違うんですよ」と大袈裟ではなくリアルなトーンでポジティブな感想を述べることも重要だと主張。相手役の小島瑠璃子も一連の三村の気遣いに感動すると、三村は「そうすっと作った奥さんだって嬉しいよね。やっぱこういうことかもしんない。俺はそうやってやって逃げ切ってます」と語っていた。
「さまぁ~ずの2人で出演するトーク番組では、相方の大竹一樹は妻でフリーアナウンサーの中村仁美に対する不平不満をネタにしていますが、意外にも三村はテレビで妻へのガチな愚痴を披露することはあまりありません。それどころか、過去にはSNSやバラエティ番組で“自分は奥さんしか愛していない”と豪語したり、カメの水槽を率先して掃除することで褒めてもらいたかったと振り返るなど、愛妻家としての印象が強い。若き日にアルバイト先で出会い、まだお笑いコンビとして全く売れていなかった20代後半で結婚した三村ですから、下積み時代も支えてくれた妻には頭が上がらないのかもしれません。ネットでは、“家事をしてくれることを当たり前と思わない”という三村のスタンスについて、『思いやる気持ちが優しい』『いつも子供や奥さんの話を楽しそうにするし、好印象。妻としては幸せかも』『素敵です!』『気遣い方がなかなか的を射てます』といった称賛の声が出ています」(芸能ライター)
あまり声を張ってワザとらしく褒めちぎるのではなく、出された料理に対して自然な音量で「あ、うめぇ」とつぶやくという手法は、長い結婚生活の中で培った三村なりの立派な秘伝のテクニックだといえそうだ。
(木村慎吾)