「コロナ禍」は婚活にまで及んでいます。それは結婚する相手に、コロナリストラのリスクがあるかどうかということ。
婚活応援サイト『婚活KOKO』を運営するパッションが、従業員数500名以上の会社に勤める人を対象に実施したリストラに関する実態調査によれば、自分の結婚相手となる「パートナーがリストラにあったらどうしますか?」の問いに対し、「絶対に許せない」が9.2%、「どちらかといえば許せない」が26.1%と、合わせて約35%が「許せない」と回答したそうです。
実際、婚約していた相手が「ごめん、リストラされた」と告白してきたら、確かにショックですよね。婚活の際には、リストラされるような人を選ばないことも重要といえそう。では、どんな基準で相手を選べばよいのでしょうか?
同調査では、「どのような方がリストラの心配なく結婚相手として望ましいと思いますか?」の問いに対して、「独立可能なスキルがある」という回答が38.2%で最も多く、次いで「人に対して気遣いができる」で28.8%、以下は「ビジネスに対する気概がある」17.7%、「人の心理を探ることができる」7.7%、「海外支店に勤務している」4.5%と続きました。
具体的な職業としては、「医療関係」「公認会計士や薬剤師などの特定の資格が必要な仕事に就いている人」「エンジニアとして開発・設計をしている人」「不景気に強い業界で働いている人」などが挙がりました。
コロナ禍の中での婚活では、いかなるリスクにも応じられる優秀さも、相手選びの大きな基準になるのかもしれません。これまで結婚相手に求められていた「優しさ」「趣味が合う」などは二の次になるのかもしれませんね。