半期に一度の名物番組「オールスター感謝祭」(TBS系)が4月9日に放送され、恒例の「赤坂5丁目ミニマラソン」にてKAT-TUNの上田竜也が優勝。“三代目山の神”こと青学出身の神野大地を押さえての激走を見せたが、表彰台での態度に批判が集まっているという。テレビ誌のライターが明かす。
「今回は芸能人チームが神野に負けた場合、26回連続出場を誇る森脇健児が同マラソンから引退するという試練が課されていました。上田が勝ったことで無事に引退は阻止されたわけですが、その上田は表彰台でのコメントで、森脇の名前を出さなかったのです。しかも3位に入った森脇を見ることもほとんどなく、芸能界の先輩をないがしろにする態度には『何様だ!』との批判が巻き起こっています」
その上田は表彰台で「いま自分の背負ってるものがメンバーとかファンの子とか色々あるので、絶対負けられないと思って」とコメント。この言葉は、4位の森渉が「森脇さんが引退しなくて済んだんで最高に嬉しいっす」と語ったのとは好対照だ。テレビ誌のライターが続ける。
「失礼な態度の上田に対して、森脇は実に大人の対応を見せていました。コメントでは『上田さんのファンとかみんなのファンから“森脇引退させないぞ”っていろんなエールが聞こえて』と上田について言及。しかも17歳も年下の上田に対し『上田くんありがとう!』と自分から握手を求めていましたからね」
握手の際には上田よりはるかに深く頭を下げていた森脇。芸能人としてはさほど売れているとは言えないが、少なくともこの日の振る舞いは立派なベテラン芸能人だったと言えそうだ。
(金田麻有)