昨年の闇営業問題で世間を騒がせたお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之。今年1月29日にYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」の配信をスタートさせると大反響、闇営業より儲かるようで……。
「宮迫ですッ!」は7月5日、半年足らずで登録者数が100万人を突破。視聴回数も100万回超えはザラで、「宮迫博之よりご報告」と題した第1回の配信は541万回を超えている。テレビからは姿を消したが、それを補って余りある収入を稼いでいるようだ。
「YouTubeチャンネル統計ツールによると、月間収益は328万~1040万円。各動画の収益はおよそ192万円と推定されています。YouTubeの広告収入は、再生1回につき0.1~0.3円とされ、開始から7カ月で1億1600万回視聴されている宮迫の場合は年収にすると億を超えてくると見られます。『串カツ宮迫』のネーミングライツを2000万円で購入したのもうなずけますね」(週刊誌記者)
吉本興業と決別し、ユーチューバーに転身したのは結果オーライだったのか。ウハウハ状態で、もはやテレビなど眼中にないと思いきや、今月配信の「週刊女性」の直撃取材を受けた宮迫は意外にも「YouTubeはしっかりやるが、テレビ復帰が最優先事項」と断言している。
「本人としては雨上がり決死隊としての活動を再開したい思いが強いようです。そのために吉本とコンタクトをとることも考えているとか。それ以上に自分がYouTubeを運営したことで、身一つで高額なギャラをもらえるテレビタレントのありがたさを痛感しているのでしょう。宮迫さんのYouTubeチャンネルは抱えているスタッフがいて、地方ロケを行うなど制作費がかかっています。原価が大きい分、利益は思ったほど出ていないかもしれません」(週刊誌記者)
YouTubeは、当たれば巨額を生み出すプラットフォームであることは確かだが、一定の収益を上げるためには次々に新作を投入しなければならない。宮迫もほぼ1日1本ペースで動画をアップしており、このルーティンはかなりの労力だろう。しかも今や座長としてバックヤードまで目配せしなくてはならず、人やお金のやりくりなど、ストレスもかかっているはずだ。
「例えば第7世代の霜降り明星の『しもふりチューブ』はチャンネル登録者数が90万人。視聴回数も月間推定収益も宮迫と変わりません。後輩がテレビ出演で忙しくしながら副業で同等に稼いでいるのですから、宮迫としてもテレビとYouTubeのダブルインカムで、それぞれ余裕をもって活動したいところでしょう」(前出・週刊誌記者)
闇営業に手を染めるぐらいなら、最初からYouTubeに手を出しておけばよかった?
(石田英明)