8月26日、音楽番組「2020 FNS歌謡祭 夏」(フジテレビ系)が放送される。そんな中、同番組に韓国グループ・BTS(防弾少年団)が出演すると発表され、ネットで物議を醸しているという。
「BTSといえば18年、原爆キノコ雲がデザインされたTシャツをメンバーが着用し、ネットが大炎上。『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の出演が取りやめになったことがありました。今年は『SONGS』(NHK)や『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)に出演してそれほど騒動にはなっていませんが、今回は、日本に原爆が投下された8月の出演ということもあり、ツイッターで『#BTSのFNS出演に抗議します』というハッシュタグが大量に投稿され、トレンド入りする事態となっています」(芸能記者)
現在、ネットやフジの公式ツイッターには、「8月は広島、長崎原爆投下、そして終戦の日の日本人にとってはとても重要で大切な月に、原爆でバカにするやつらを出演させるのか? 不愉快で仕方ない」「テレビ界、おかしいと思う。この時期に、彼らの出演は違うと思う。今年はコロナでまともに原爆慰霊を行えなかったのに…」「原爆を題材に日本を侮辱したグループの歌をなんで楽しみにしなきゃあかんの!?」などと批判が殺到しているのだ。
また放送当日、BTSにさらなる批判が起こる可能性もあるという。
「フジによるとBTSは、歌謡祭で『MIC Drop』という曲を披露するとのこと。実はこの曲、『アンチ達はもう冷や汗をかいてる』『もう言うこともない謝罪など不要』といった歌詞が登場し、一部でアンチへのディスソングとも噂されているのです。Tシャツが炎上した当時、BTSの所属事務所は謝罪文を発表したものの、メンバーはライブで『この数日、僕のせいで、ご心配されたと思います』とファンに語っただけで、いまだ正式な謝罪をしていません。それだけに、FNS歌謡祭でこの歌詞を披露することによって、原爆Tシャツ問題がさらに燃え上がる可能性もあります」(前出・芸能記者)
Tシャツ騒動から2年が経過したものの、いまだ許せないという日本人が多いようだ。