9月16日放送の「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)で明石家さんまがハラスメントを容認するような発言を繰り返しおこない、またしても物議を醸している。
番組では、最近話題となっている様々なハラスメントを紹介。リモートワーク中に上司が女性社員の部屋のベッドの位置などをチェックするリモートセクハラを取り上げた際、さんまは「へぇ~それをコミュニケーションとしては取れないんだ」と驚いた様子で、「今日はえらいノースリーブですごいなぁとか。これもアカンのやろ?」と聞くと、ブラックマヨネーズの小杉竜一からは「ピュアなハラスメントじゃないですか。もう、リモート関係あらへん」と突っ込まれていた。
しかし、さんまはそれでも引き下がらず、「これ、コミュニケーションやろ?」と訴え、ブラックマヨネーズの吉田敬が「たとえば(ハラスメント評論家の)倉本先生に『先生、今、肌着一枚ちゃいますの?』とか言うのはセクハラですか?」と発言し、セクハラであると切り捨てられると、これにも「『穿いてるわよ』で(コミュニケーションとして)成立するやないか!」と食い下がった。
このやり取りにネット上では、《本当に考え方が古いし、何も面白くない》《番組盛り上げるための発言かもしれないけど、明石家さんまはマジでこう思ってそう》《いつまで勘違い発言を続けるんだろう。周りに本気で突っ込める人がいないんだろうな…》など厳しい意見が相次いでいる。
「さんまは自身の性別を明らかにしていないものまねタレントのりんごちゃんに対し『おっさんやないか、お前』と詰め寄ったり、『子供のお母さんだけど、女としても見られたい』というママタレントに対して、『ミルクあげてるときとか、ヒップを触ったら嬉しかったんだ?』などと発言して炎上するなど、最近ではネット上を中心にたびたび非難を浴びています。今回の『ホンマでっか!?TV』でも、周囲のツッコミを無視して持論を展開し続けていましたが、さんまもそうした風潮に対し少々意固地になっている面もあるのでは」(エンタメ誌ライター)
最低限、面白ければいいのだが…。
(板橋亮二)