「任せて!」と調子よく仕事を引き受けてしまった……後悔しないためにやるべき3つのこと
仕事や家事、友人家族とのお出かけなど、チームで進める仕事やタスクをついつい「私に任せて!」と引き受け過ぎてしまい、疲れ切ってしまうことはありませんか? 希望ややる気とキャパシティのバランスを上手に取るには、次のような考え方で進めるのがオススメですよ。
■「やりたい」と「やったほうがいい」の線引きをする
どうしても自分がやりたいことなのか、誰がやっても大変だからそれなら私がやったほうがいいなと思っているのか、これらをはっきり分けて明確にしましょう。自分でなくてもできることは、「他にすべきことはないか」を洗い出してから上手に手分けする方法もあります。いますぐ「私がやりますよ!」と言うべきことかそうでないことなのかをはっきりさせることで、その後のコミュニケーションを変えることができますよ。
■「自分だけが動く」状況を作らない
気付いたら自分だけがたくさんのタスクを引き取っていて、相手は何もしないで待っているだけ……という状況は作らないようにしたいもの。自分が引き取ろうとしたタスクを細分化して分担することや同時進行でやっておくとよいことを洗い出し、全員がコミュニケーションを取りながら連携して進められるようにすると、自分のタスクを増やし過ぎずに協力体制を作ることができますよ。
■引き受けてしまったものは優先順位を明確にする
どうしても自分にやらせて欲しいことが複数あれば、「どうして引き受けてしまったのか……」と悔やんでいる時間はありません。優先順位を明確にしてひとつずつ進めていきましょう。「引き受けたのにできなかった」ことが増えてしまうと信頼を得ることは難しいですから、結果を出したいものにはやる気と集中力を注いで最高のパフォーマンスを目指してください。“確実に結果を出すために他の何を断るか”という視点で考えると、安易に引き受け過ぎないようにもしやすくなりますよ。
「自分がやったほうが安心なこと」を手放すには実力も必要です。他の人がやっても同じクオリティが出せるように方法を端的にまとめて渡したり、コミュニケーションを密に取って必要なリクエストをしたりすることで、安心して任せられるようになります。自分がやることと相手に任せることのバランスを上手に取って、効率よくタスクを消化していってくださいね。
(Nao Kiyota)
