近年は何でも若年化が進んでいますが、実は多くの企業で、経営企画に若者を積極登用しているようです。
例えば、アドウェイズ社の子会社であるアドウェイズベイビーの社長や役員は、なんと!みんな子ども。6期目の社長は6歳の女の子なんです。実はこれ、アドウェイズグループの社員の子どもだけで構成されていて、社員の子どもや家族が本当に必要とされる制度を作りだすために設立された会社なんだとか。
また、CFOに17歳の女子高生が就任した会社もあるようです。CFOとは、Chief Future Officer(最高未来責任者)のことで、会社の未来を担う存在。ユーグレナ社では、2019年と2020年、18歳以下のCFOを募集し、2019年は17歳の女子高生、小澤杏子さんが初代CFOとして着任しました。
その活躍ぶりには、多くの驚きがありました。ユーグレナ社のCFOとして、サミットメンバーとともにディスカッションを重ねる中、「環境問題を自分事化するのが難しいのであれば、『消費者が意識せずとも環境に配慮した行動をとれる仕組み』を企業が構築するべき」と提言したそう。その結果ユーグレナ社は、既存のペットボトル商品を全廃し、石油由来プラスチック削減に向けた施策の決定や検討につながったそうです。
2020年は、8月いっぱいまで2代目CFOを募集していました。次はどんなすごい人物が就任するのか、非常に楽しみですね。
生きる未来を変えられるのは、まさに若者でしかありません。その自由で確かな発想は、もはや20代以上では生まれないのかもしれません。今後も素晴らしい若者たちに期待したいものですね。