マスクをつけていて、人から何か言われたことはありませんか?
顔筋コーディネートを提供するKTYが、東京丸の内で勤務している女性111名を対象に実施した『丸の内勤務女性の表情の実態』に関する調査によれば、「マスクをつけていて顔の表情や感情について何か指摘を受けたことはありますか」の問いに対して、「かなりある」が22.5%、「ある」が8.1%と、合計約3割となっていました。
彼女たちが受けた指摘の1位は「元気ない?」で64.7%、2位は「怒ってる?」で52.9%、3位は「調子悪い?」で26.5%という結果に。これをみると、マスクは元気がなく怒っているように見せてしまうようですね。
顔筋ケアのエキスパートKatsuyoさんの解説によると、顔の半分が隠れてしまうことで、今まで以上に表情が伝わりづらくなっているのが原因なのだそう。とくに顔の上半分、目元や頬の表情筋をケアする必要があるそうですよ。
ビジネスイメージコンサルタントの西松眞子さんの著書「1秒で好かれる技術 人を惹きつける自分の魅せ方30」(クラップ刊)では、「瞳力アップ」トレーニングの方法が紹介されています。
それによると、まずはまっすぐ前を向き、ある一点に絞ってじっと見て、静かに目を閉じて意識を集中させます。パッと思い切り目を開け、一点に向けてまばたきする限界まで目を見開き、眼輪筋を十分引っ張り、ギュッと力を入れてまぶたを閉じる。これを5回繰り返すといったもの。まだ続きはありますが、こうしたエクササイズを取り入れることで、マスクをつけていても表情豊かな人になれそうですね。
マスク着用でネガティブなことを言われたことのある人は表情筋を意識して、表情を豊かにしてみるといいかもしれませんね。