「小さな子どもを育てるママたちは、感染症対策にも力を入れているはず。このご時世では気軽にお茶にも誘えない……」と、ママ友と交流したいのにできない状況に不安を感じていませんか? 先輩ママたちは、次のようにコロナ禍でのママ友付き合いを行なっているようです。
MAMATALK社が2020年8月、ママ友マッチングアプリ『MAMATALK』のユーザー(乳幼児ママ)125名を対象に行った調査で「家族以外で育児の相談ができる相手の数」を尋ねた結果、多かった回答TOP3は「2人」(26.1%)、「3人」(23.4%)、「5人」(12.6%)だったそう。
「ママ友の存在に助けられたエピソード」としては、「ただ話を聞いてもらえたり、違う視点から我が子の良いところを見つけてくれた時に嬉しい気持ちになった」、「我が子の成長過程に不安があったので、同じ月齢を持つママと会えて安心した」、「産後うつの状態をママ友が発見してくれた」などの声が寄せられていました。
この調査はママ友マッチングアプリのユーザーが対象のため、元々ママ友を求めている乳幼児ママたちの回答となっていますが、ママ友たちとの情報共有や何気ないおしゃべりなどを励みに子育てを行なっているママたちが多い様子。実際に、2人以上のママ友とのつながりがある人が多いようです。
同調査には「新型コロナウイルスの流行以来、ママ友付き合いに変化はありましたか?」という質問もあり、56.5%が「ママ友のコロナへの敏感度が分からない/自分と異なるため、連絡が取りづらくなったママ友がいる」と回答したそう。
「コロナ禍でママ友とはどのように連絡を取っていますか?」という問いの回答で、約9割がLINEでのメッセージ交換を行い、約3割がZoomなどのビデオ電話で顔の見えるコミュニケーションを図ったことが分かっています。直接会おうと誘うことは難しい世情でも、SNSやビデオ電話を活用して連絡を取り合っている人が多いようですね。
筆者は第一子出産後、すぐに外出自粛を経験し、ママ友づくりやママ友たちとの外出がしにくいことに不安を感じていましたが、SNSで同時期の出産を知って連絡を取り合うようになった友人と、情報交換をしたり励まし合ったりしてここまで乗り切ることができたように思います。
身近に同年代の子どもを持つママ友がいない場合も、SNSやマッチングサービスなどを活用することで積極的な情報収集ができそうです。ママ友付き合いを積極的に行いたい方は、ぜひその気持ちを発信して扉を開いてくださいね。
(Nao Kiyota)