放送中のドラマ「極主夫道」(日本テレビ系)に不穏な声が聞こえているようだ。それは主役の“不死身の龍”を演じている玉木宏よりも、もっと適する役者がいると指摘する声だ。
このドラマはおおのこうすけ氏による同名マンガが原作なのだが、実はコミック1巻発売時の昨年12月にプロモーションビデオとして実写化動画がユーチューブで公開。その動画で“不死身の龍”を演じているのが、放送中のNHK朝ドラ「エール」でナレーションを担当する津田健次郎なのだ。
マンガを忠実に再現したその動画は、10月28日現在、視聴回数1100万回を超えており、ネット上には「龍は玉木宏より津田健次郎のほうがハマるのに」「なぜ津田健次郎でなく玉木宏が龍を演じているのか疑問」といった声が数多くあがっている。
「コミック累計260万部を突破するほど人気の高いマンガなだけに、原作とドラマの相違点に違和感を抱く人が少なくないのもうなずけます。たとえば原作マンガでは龍に子どもはいません。また住んでいるのもきちんとしたイマドキの一軒家ではなく、古臭くてしょぼいアパートです。龍の体格もマンガ原作では極めて細く、玉木はこの役を演じるにあたり6キロ体重を落としたと話していますが、津田のほうがビジュアル的にはよく似ています。10月27日放送の『エール』第97話に津田が役者として登場したことで、さらに“不死身の龍”によく似た津田のビジュアルがクローズアップされたのかもしれません」(女性誌記者)
「玉木宏は悪くない。悪いのは原作マンガを改定した日テレ」という声まであがっているドラマ「極主夫道」。視聴率は初回から順に11,8%、10,1%、9,2%とジリジリ下がっている状況だが、今後は巻き返しとなるか。