7月スタートのドラマ「ハロー張りネズミ」(TBS系)に出演する山口智子。山口は主演の瑛太演じる七瀬五郎が務める「あかつか探偵事務所」の所長・風かほるを演じる。原作は「島耕作シリーズ」の作者で知られている弘兼憲史の同名コミック。91年には実写映画化され、山口の夫である唐沢寿明が主役の七瀬を演じた。演出・脚本は「テレビ東京の深夜ドラマにこの男は欠かせない」と言われている大根仁が担当する。
「今でも根強い人気のドラマ『キイハンター』『Gメン』シリーズ(ともにTBS系)でボスを演じた故・丹波哲郎や、往年の人気刑事ドラマ『太陽にほえろ』(日本テレビ系)でボスを演じた故・石原裕次郎が演じたポジションを担うのが今回の山口の役どころです。最近では“女性ボス”と言えば天海祐希ばかりがキャスティングされていますが、あえて山口を起用したところに、“ドラマのTBS”がフジテレビに挑戦状を出したように思えてなりません。山口は94年放送『29歳のクリスマス』、96年放送『ロングバケーション』でフジテレビ制作ドラマに主演して人気女優に育ちました。しかし15年放送『心がポキッとね』は大惨敗で山口が“オワコン女優”と揶揄される結果に。TBSはこの作品で山口の名誉挽回を狙っていると聞いています」(テレビ誌ライター)
果たしてTBSはフジテレビができなかった「山口智子の正しい使い方」を見せてくれるだろうか。