世は2世タレントブーム。親の七光りを受けて華々しくタレントデビューする2世も珍しくなくなった。ジャニーズ事務所にも2世タレントはいる。それもなんと親子そろって所属しているのだから驚かされる。それは岡本健一と岡本圭人。
父の健一は、80年代のロックシーンを熱くした「男闘呼組」の元ボーカリスト&ギタリスト。解散後も1人だけジャーニーズに残留し、現在は舞台を中心に活動する。
ひとり息子の圭人は、「Hey!Say!JUMP」の現メンバー。グループでは父と同じく、ギターを担当している。1993年4月生まれの圭人は、今年24歳の年男だ。テレビデビューはまさかの4歳というから、親の七光りと言えなくもない。事情に詳しいテレビ情報誌の編集者に話を聞いた。
「少年隊の東山紀之と森光子さんがゲスト出演した回のトーク番組に、圭人はポッキーの箱を抱えて、パパと登場しています。『いくつになったの?』と聞かれると、『4歳!』と元気いっぱいで答える姿は、超かわいかった。森さんを『みっちゃん』と呼ぶ無邪気さに、スタジオはほっこりしていました」
父親譲りの美形の圭人にメロメロだったのは、国民栄誉賞受賞女優だけではない。SMAP時代の木村拓哉もその1人だ。先の編集者は続ける。
「ジャニーズ野球大会に健一が当時の奥さんと圭人を連れてきたんです。野球帽をかぶった木村に向かって、圭人は何度も『パパーッ!』と叫び、その都度ママに注意されていた(笑)。試合終了後、木村が健一の控室を訪ねると、圭人が熟睡中。小さな手のひらに指を入れると、ギュッと握り返したそうです。それが最高にかわいくて、木村は目尻が下がりっぱなしだったとか」
大物女優と抱かれたい男をダブルで虜にしていた圭人。かなりの人たらしだ。
(北村ともこ)