武井咲主演ドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日系)が7月20日スタートし、平均視聴率は11.7%だった。2004年に放送された米倉涼子版の初回放送の視聴率が17.4%だったことと比べると、武井版への期待はいささか低かったようだ。
この初回放送の大事な日、同ドラマの関係者を驚かせた出来事があった。第1話は午後9時から15分拡大で放送されたのだが、その時間帯とかぶる午後9時57分からTBSで放送された「櫻井・有吉THE夜会」に米倉がゲスト出演したのだ。
「『黒革』がラストシーンにかかる時間に、米倉が他局に出ていると聞いて驚きました。このドラマは、米倉にとって出世作。『黒革』といえば米倉のイメージは強い。しかも、武井は同じオスカーの後輩です。事務所はどういうつもりで、あの時間に出演させたのか理由を聞きたいくらいです」(テレビ朝日関係者)
テレ朝サイドとしても、困惑しているという。
「しかも『~夜会』には、同局のドラマ『カンナさーん!』の番宣で、渡辺直美と要潤も米倉の後に出演していました。その出演時間を前後させることもできたはずなのに……」
米倉は、舞台「CHICAGO」の宣伝での出演ではあったが、まさか武井版「黒革」を鍛えるつもりだったのだろうか?