火曜ドラマ「カンナさーん!」(TBS系)が視聴者をモヤモヤさせているようだ。
22日に放送された第6話は、元夫(要潤)の不貞が原因で離婚しシングルマザーになったカンナ(渡辺直美)が仕事を通じてファッション界のカリスマ・ニック難波(加藤雅也)に出会い付き合うことになったが、それを知らない元夫はカンナとよりを戻そうと自身の会社に借金してまでマンションを購入。その事実を知り、心が揺れ動くカンナのことを想って、ニック難波が別れを切り出し、カンナがそれを受け入れる……というストーリーだった。
このカンナの選択に、ネット上では「ありえない。私なら絶対ニック難波!」「ニックさん、いい人すぎる。不貞夫はまた不貞するよ」などの反対意見が多くあがった。
「加藤雅也演じるニック難波は、世界各国を飛び回るカリスマという設定のため、会話の端々に外国語が混じったり、感情表現が大げさだったりと、最初は単なるキャラの濃い冷やかし要員に見えました。しかし、仕事は一流でカンナをデザイナーとして高めてくれたり、息子・麗音(川原瑛都)を喜ばせるためにバルーンアートを徹夜で習得しサプライズしたり、料理や掃除をしてくれてその腕も一級だったりと、とにかくワーキングマザーにとっては最高の相手。しかも、誰に対してもジェントルな性格であることがわかってくるうちに、ツイッター上に『ニック難波』の書き込みが増えたのです」(テレビ誌ライター)
そして、カンナがニック難波ではなく元夫を選んだことが放送される頃には「ニック」のワードがツイッターで急上昇。「私がニックさんと結婚したい」「家事も育児も協力的で、仕事も出来て、イケメンなんて…子育て中の主婦の王子かって話。(中略)まだ見ていたかった」「来週から出なくなるの寂しい」といった声が続々とあがった。
次回予告では、若いお見合い相手にデレデレしている元夫のダメ男ぶりが流れていただけに、ますます“ニック難波ロス”の視聴者が増えそうだ。
(稲垣まゆう)