9月5日発売の「FLASH」(光文社)に女優の斉藤由貴の衝撃的キス写真が掲載された。相手の顔はボカされているものの、記事によると噂になった横浜の医師であるという。撮影されたのは2年前で自撮りしたもの、とある。これが事実であれば「患者と主治医の関係で家族ぐるみの付き合い」という建前は根本から崩れることになる。斉藤が今後、どのような釈明をするのかに注目が集まるが、その斉藤は、8月31日放送のトーク・バラエティ番組「アウト×デラックス」(フジテレビ系)に騒動後初の出演をしている。
まず、「アウトな素顔」を明かすコーナーで「美容院に行くのは5年に1回」と告白、MCの矢部浩之(ナインティナイン)やマツコ・デラックスを驚かせた。髪はテレビ番組に出演するときにメイクさんにサクッと切ってもらうのだそうだ。
さらに、歌番組に出演した頃は「ほかの歌手が歌っているのを聴いている時間が苦手だった」ことを白状。なんでも、生放送の歌番組が苦痛で、他の歌手が歌っているときは後方の席に座って形だけ手拍子をしたり、“何者でもないような顔”をしてやり過ごしていたという。「歌番組の出演者はみんな仲が良さそうに見えたけど、その中に入ることができずツラかった」と斉藤。
こうして斉藤の数多のアウト部分が明かされていったのだが、視聴者が期待した「不貞」については一切振れられず。それを察してか斉藤が「私の出演コーナー、(観るのは)すごく苦痛だと思いますよ」と言うと、マツコは「いえいえ、番組的には、コンセプトに一番フィットしてますよ」とフォロー。すると斉藤は「わかった。私はアウトというよりもフリークスな感じだ」と他人事のように言い放った。
そもそもなぜこのリスキーな時期に、斉藤が同番組に出演したかというと、レギュラーの加藤一二三九段のことが以前から気になっていたからだそうで、キラキラした目でひふみんのことを見ながらこう語った。
「すごく稀有な方じゃないですか。この仕事を長くしていると、稀有なフリをしている人と、本当に稀有な人の違いはわかる。純粋で生き様にも心ひかれます。やっぱり素敵」。そして歌までリクエスト。ひふみんが童謡「ふるさと」を音程を外しながら歌うと、「最高以外の何ものでもないですね。こういう方がいないと、ダメ。テレビで見たときもお会いしたときもそのまんまというのが、すごく好き」と褒め上げ、77歳のひふみんをメロメロにしたのだった。
芸能ライターが言う。
「不思議ちゃんの面目躍如でしたね。『50歳であのポカン顔はイタい』『このオバサンがなぜ魔性の女と呼ばれるか理解できない』という意見もありましたが、こうした“放っておけない感じ“に男は手を差し延べたくなるのでしょう」
斉藤は信仰するモルモン教の教義のためドラマでのキスシーンもNGだったはずなのだが……。