11月2~5日に放送された、元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾によるバラエティ番組「72時間ホンネテレビ」(AbemaTV)の合計視聴数が、7400万以上を記録した。同番組には3人以外にも多数の有名芸能人が参加した。
「VTR出演では矢沢永吉、笑福亭鶴瓶、ゆず、GLAYなどの豪華芸能人がエールを送り、俳優の山崎賢人、山田孝之、オダギリジョー、山本耕史らは現場にまで駆けつけました。また芸人もキャイ~ン、爆笑問題、関根勤など、3人とゆかりのある人物が出演し、番組を盛り上げました」(テレビ誌記者)
この他にも、橋下徹(タイタン)、カンニング竹山やメイプル超合金(サンミュージック)、タイムマシーン3号(太田プロ)、狩野英孝(マセキ芸能社)など、様々な事務所の芸能人が出演した。
しかしこれだけの出演者が集まったにもかかわらず、吉本興業の所属タレントが誰一人と登場しなかったことで、視聴者からは疑問の声が噴出したようだ。
「この番組に出演するかどうかは、ジャニーズ事務所に反目するかどうかの踏み絵のようなもの。吉本以外でも、10月26日発売の『週刊文春』によると、香取と大河ドラマで共演していたホリプロの藤原竜也や優香に、制作側がオファーを出していたとか。しかし彼らの出演はなく、やはり大手事務所はジャニーズとの付き合いから、本人の意思とは関係なく番組には出さない判断をしたのでしょう。ただ視聴者もそんな芸能界の空気を感じ取っており、リスクを抱えて登場した出演者の好感度は上がっています」(前出・テレビ誌記者)
一部の芸能事務所は、業界で絶大な力を持つジャニーズに忖度した可能性がある。だからこそ、今回3人に協力した芸能人には拍手が送られているようだ。