お笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右が、妻でタレントの岡田祐佳と11月15日に離婚していたことが分かった。長男で俳優の隆之介、そして長女でタレントの結実については母親の祐佳が親権を持ち、父親の圭右は結実が20歳になるまで養育費を支払うという。その養育費について離婚問題に詳しい女性誌ライターが語る。
「養育費は子供が成人するまで支払うもの。ただし子供が就職して自活できるようになった場合には、支払いをやめるケースもあります。ただ勝手に支払いをストップすることはできず、家庭裁判所に減額を認めてもらう必要があります。なお今回は協議離婚なので、両者納得の上で養育費についても取り決めたはず。結実の成人まで支払うという約束も守られることでしょう」
ただ、結実はまだ17歳ながら、バラエティ番組で観ない日はないほどの売れっ子タレント。「2017上半期タレント番組出演本数ランキング」(ニホンモニター調べ)によると、17年前半には110番組に出演していたという。年収は1000万円の大台を軽く超えているはずだが、それほどの収入があっても養育費をもらえるものなのだろうか?
「子供タレントの出演料は親の懐に入ると勘違いしている人も多いのですが、労働基準法には『親権者又は後見人は、未成年者の賃金を代って受け取ってはならない』(第59条)と明確に定められています。親権者はその管理責任を負うだけで、自分のために子供の収入を使うことはできません。そのため養育費についても、子供の収入とは分けて考えるべきなのです。父親の圭右としては、結実の収入はあくまで彼女の未来のためにとっておき、日々の生活は母親の祐佳に面倒を見てもらいたいのではないでしょうか」(前出・女性誌ライター)
母・祐佳もタレントだが、娘・結実ほどには稼げていないのが実情。父・圭右としては「娘の金には手を付けないでくれ」という思いなのかもしれない。
(白根麻子)