2月24日に放送される「ナカイの窓」(日本テレビ系)にて、「バラエティーの1席を奪い合う女たち」と題し、6人の女性タレントが出演する。その顔ぶれは菊地亜美、小池美由、鈴木奈々、千秋、藤田ニコル、まえだゆう。中でも菊地、鈴木、藤田の3人が“鼻フック対決”に挑戦する様子は次回予告でも映し出されていた。この回についてテレビ誌のライターが語る。
「ついにテレビ局がベッキーの後釜探しに動き出したようですね。ベッキーが出演していた10本のレギュラー番組のうち、日本テレビは3本すべてがゴールデンタイムの人気番組で、最も痛手を負った局なんです。しかも視聴率では民放局トップなので、女性タレント側からも熱い視線を浴びていることでしょう」
その日テレではすでに「世界の果てまでイッテQ!」にて、ベッキーが座っていた席に鈴木奈々が収まっている。そのため鈴木の出演は当て馬の役目と考えられるかもしれない。また現役アイドルの小池美由と前田ゆうも後釜候補とは言えなそうで、千秋はお目付け役なのが明らか。そうなると本命は菊地亜美と藤田ニコルの一騎打ちなのか。テレビ誌のライターが続ける。
「菊地の強みは類まれなバラエティ対応力の高さ。フジテレビが育成したアイドリング!!!出身ゆえ、そのイメージを払拭する狙いもあるでしょう。ただし品のなさが欠点で、ベッキーの透明感とは真逆の存在でもあります。一方で藤田は『行列のできる法律相談所』にもしばしば出演するなど日テレとは親和性が高く、ハーフという面でもベッキーの代役向き。ただし典型的なおバカキャラが、知性派だったベッキーの後任としては足かせかもしれません」
いずれにしても“帯に短しタスキに長し”といったところか。ただ、ハーフであることをウリにせず、MC役に徹したという意味で、ベッキーは女性タレントの新局面を開拓した先駆者でもある。それゆえ後釜に求められるのは彼女のフォロワーになることではなく、新しいタレント像を見せられることかもしれない。その意味ではまったくの新人が抜てきされる可能性もありそうだ。
(白根麻子)