ヒカキン「妻のストーカー被害」告白に「YouTuberとして限界」の声が飛び交ったワケ
11月26日、ヒカキンがサブYouTubeチャンネル「HikakinClipTV」を更新。11月24日に公式Twitchで行った生配信を再編集した「ツマキンが犯罪レベルのストーカー被害に合いました」(原文ママ)と題した動画を投稿し、妻のストーカー被害について語り始めたのだった。エンタメ業界関係者が内容を振り返る。
「ヒカキンによると、帰宅した妻が自宅の部屋の前で見知らぬ男から肩を叩かれたとのこと。『あの~、ずっと付いてきました』と語るストーカー男に冷静に対処しつつ、妻は急いでエレベーターに乗り、最寄りの警察署まで逃げたと明かしました。非常に恐ろしいエピソードではあるのですが、この動画についてネット上では、同情よりもヒカキンに対する失望の声が多く見られます」
ガッカリされた背景には視聴者の「騙された感」があった。
「実は、この話は『妻の大学生時代のエピソード』。さも直近の事件かのようにタイトルとサムネイルで煽りながら、フタを開けてみれば、奥さんから聞いた昔の話だったんです。心配して動画をクリックしたあとに“釣りタイトル”だとわかった視聴者からすれば気分のいいものではありません」
一般人である妻を再生回数稼ぎに使う手法も批判されている。同関係者が続ける。
「ヒカキンは昨年10月にも『妻の指がとれました』という動画を公開し、キッチンでの料理中に大ケガを負った妻をネタにして大ヒンシュクを買っている。トップYouTuberらしからぬ、なりふり構わぬやり方に違和感を抱きはじめたファンも少なくないでしょう」
こうして指摘が相次いでいるのがヒカキンの「限界説」だ。
「YouTubeを始めて今年で19年となるヒカキンですが、近年はテレビ出演やラーメンのプロデュースなど、動画投稿以外の仕事でも多忙を極めている。今年7月には外部のスタッフに編集を発注した動画が丸パクリだと判明する騒動もあり、自身の動画に手が回っていない状況が露呈しました。今回の釣りタイトルの件でも、業界内では『YouTuberとして限界を迎えているのでは』との声が飛び交っています」(前出・エンタメ業界関係者)
今こそ初心に帰る時ではないか。
(塚原真弓)
