今年2月に第2子妊娠を発表し、産休に入った高島彩(37)。新興宗教教主の義母が教団の「手伝い」を要請しても断った経緯があった。そんな思いとは裏腹に、高島はいつの間にか教団の「女神」となっていた!
人気フォークデュオ「ゆず」の北川悠仁(39)と11年10月に結婚した高島。北川の母は、新興宗教「かむながらのみち」の教主・北川慈敬だが、ある芸能記者が明かす。
「義母は、高島に芸能界から身を引いて家庭に入り、教団の手伝いをしてもらいたかったそうです」
義母が思い描いていたのは、高島を次代の教主とすることだったという。計画の第一段階として、ことあるごとに教団活動への参加を要請していた。しかし、高島はガンとして、
「いやです!」
と拒み、北川が実母と高島の板挟みになっていたのだ。いつかは懐柔できると思っていた義母だが、高島のあまりにかたくなな態度に、
「あの子もなかなかやるわね」
と、ついに諦めることに。子供を産んでくれたこともあり、教団への関与計画は一時中断となったのだ。
しかし、望むと望まざるとにかかわらず、高島が教団の「女神」となる事態が起こった。山梨県にある教団の総本山「身曾岐神社」の今年の初詣参拝者が、高島効果で県内1位となったのである。
身曾岐神社は高島と北川が結婚式を行った場所で、ゆずのコンサートも毎年のように開催されている。しかし現地に行くと、意外な事実が明らかになった。
「あの神社は、実は高島さんの旦那さんのものなんですよ」(地元住民の一人)
確かに北川は高島と結婚する前の03年9月に広大な神社の土地と、建物の一部を所有していた。また神社近隣で働く地元住民は、こんな目撃情報を教えてくれた。
「結婚前まで北川さんは『月次祭(つきなみのまつり)』が行われる毎月1日に、参拝に来ていましたね。そこには毎回40~50人のファンの方もついてきていました。私の知るかぎり高島さんはいなかったようです。でも、第1子の出産直後にはご夫婦で来られて、関係者にお子さんを見せて回っていましたよ」
“高島以前”に訪れていた一般人は、総本山を「聖地」とあがめる女性で、北川の大ファン。しかし、“高島以後”ある変化があったという。
「高島さんにあやかろうという、ゆずファン以外のカップルなどの参拝客も増えてきました」(前出とは別の地元住民)
境内売店では、子宝の願かけのためにここにしかない“ゆず絵馬”が、1枚500円で飛ぶように売れている。第2子受胎でまる儲け状態を生んだ“高島女神”。神社の主神・天照大神の御利益を超えたようである。