ね~なんでお米がまだ高いの? 政府の備蓄米が放出されたらお米の値段が安定するってニュースはなんだったの?
となると、お米に何か混ぜるしかない! そんなとき『業務スーパー』で見かけたのが「胚芽押麦」。パッケージには「食物繊維がお米の約24倍」とか「国産大麦100%使用」とか、なんかよさげなフレーズが書かれています。これを混ぜちゃえば体にもいいしお米代も抑えられるし、いいことづくめ! ブランド米が5kgで4,000~5,000円なのに、なんと押し麦1kgで257円!
と思い買ってみてから改めて袋の裏に書かれた説明を見てみたら……知らなかった事実が! メーカーオススメの食べ方は、お米1合に対して胚芽押麦大さじ2杯。「えっ、半分ぐらい入れちゃダメなの?」「1合に大さじ2杯分だけ?」。
とりあえず袋の説明通りに炊いてみたところ、見た感じ、食べた感じとしては思っていたより存在感があった押し麦。お茶碗の中に5分の1くらい押し麦がいる感じです。なるほど~。炊く前は少ないと思ったけれど、このバランスだと麦感はさほど主張していなくて、さりげなくお米に混ざっている感じ。冷凍ラップしてチンして食べても違和感はほぼなし。
そして今度は倍に。お米1合に対して押し麦を大さじ4杯分プラスして炊いたところ、いきなり押し麦が主張してきた! 炊きあがりの香りが違う。「麦が混ざるとこんな香りになるんだ……」という状態です。これは食べる人にとっては気になる可能性が高め。見た目はさほど変わらないのに、「何かいるよ~」というのがバレバレになっています。
そのため、カレーとかチャーハンとか、何か味付けしっかり目のメニューのときは押し麦のバランスが多めでいいと思うけれど、ご飯に味噌汁、焼き魚、みたいにゴハン自体を味わうときはメーカー推奨のバランスがいいと思われます。
きっと、味に慣れたら押し麦のバランスを増やしてもいいんだろうなぁ。お米の価格が落ち着くまでの限定だったら、1合に大さじ2杯分、メーカー推奨のバランスで、押し麦混ぜゴハンは“アリ”だと思います!
(ロドリゴいしざわ)